申請時のアドバイス
ものづくり補助金は中小企業や個人事業主を補助の対象としています。 しかし、医療法人や社団法人は補助対象となりません。
そのため、開業医のような個人事業として歯科医院やクリニックを経営している場合はものづくり補助金へ申請ができますが、医療法人の場合は申請できませんのでご注意下さい。
また、個人事業主として補助金が採択された後に医療法人化してしまうと、医療法人になった時点で補助対象から外れてしまうため、その時点での「補助金によって導入した設備の残存簿価×補助率」にあたる額を返金しなければなりません。残存簿価は設備の耐用年数と、導入してからの期間で異なりますが注意が必要です。
なお、医療法人では補助金の申請者として対象とならないためにMS法人を申請事業者として申請するケースが見られますが基本的に事業実態が無い、もしくはほとんど実態がない法人からの申請は不採択となる可能性が極めて高いです。
歯科医院の方へのご注意
補助対象となるのは、保険適用外となる自由診療による治療のために導入する設備に限られます。
(2024年度公募要領からのアドバイス)
歯科技工所にオススメ
歯科技工所を運営されている方で「スキャナ・CADソフト・3Dプリンター」などが採択された事例もあります。対象となる方は是非この補助金をご活用下さい。