この記事を最後まで読めばわかること
この記事では、補助金のプロである「補助金の広場」が、建設業者・測量関連事業者の方にむけて「ものづくり補助金」について、過去の採択事例を交えながらご説明しています。ぜひ参考になさってください。
編集責任者 株式会社エイチアンドエイチ(認定支援機関) 代表 畠中 均
建設業者・測量関連事業者が狙うべき補助金枠建設業者や測量関連事業者が、大型クレーンやミニショベルカー、建設用3DCADや3Dスキャナーなどの高額機器を導入する場合は、「製品・サービス高付加価値枠」への申請がおすすめです。この枠では、通常枠で最大850万円から2250万円、成長分野進出枠で最大1100万円から3500万円が補助されます。どの枠に申請すべきかは、貴社の事業計画書の内容によります。採択されるためには、最も自社の事業計画に適した枠を選択することが重要です。申請にあたっては、計画の方向性が決まり次第、事業計画を十分にブラッシュアップし、説得力のある事業計画書を作成して申請に臨みましょう。
「ものづくり補助金」の入金までの流れものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金など経済産業省が日本国内の全地域を対象に実施している補助金の多くは、上記の表のとおり公募締切日から実際の入金まで1年前後かかります。補助金の入金に関するアドバイス※短期銀行融資の活用※補助金で支払い予定の機器などの費用の工面が難しい方は、補助金が入金されるまでの間、短期間の銀行融資で対処する手法があります。補助金の採択結果が補助金の入金までの銀行融資の担保になるようなイメージです。※入金までの期間短縮方法※上記の表ステップ10~11「補助実施期間」は任意に設定可能です。そのため、補助金入金までの期間を短くしたいと希望される方は、ステップ10 「補助事業開始」までに入念に事前準備をすることで、補助事業実施期間を短くすることが出来ます。入金までのスケジュールについてさらに詳しくお知りになりたい方はこちらをご活用下さい。→ ものづくり補助金の教科書 https://course.hojyokin-hiroba.com/monohojyo/
採択された事業計画名からわかること
採択された事業計画名を分析すると「効率性の向上」「新規開拓」「〇〇分野への進出」「革新的」「DX化」などの言葉が並んでおり、ものづくり補助金の運営事務局が公開しているこの補助金の主旨に沿った計画が選ばれていることが分かります。ものづくり補助金において、どのような評価基準で採択されるかについてまだご存じない方はこちらをご覧下さい。→ものづくり補助金の教科書 https://course.hojyokin-hiroba.com/monohojyo/
ものづくり補助金を活用する際の注意点
補助金申請をする際は、様々なポイントに注意する必要があります。ここでは、その中でも重要な「基本要件」「審査のポイント」「その他の重要ポイント」について解説します。